麻壁らぼは、建築という分野から国産ヘンプの需要を創出し、麻農家を支援することが地域の活性化に繋がると信じています。ところが、日本国内には”ヘンプクリート”に関するデータはなく(使っていないのだから当たり前ですが、、、)、すべてのデータは海外のものを使用しています。
麻壁らぼでは ”国産材のみ” でヘンプクリートを作り、建築分野で利用できる様に基礎データの収集とJIS規格化を目指し、日々、ひたすら、ヘンプクリートもしくはバインダーをこねています。
何が大変かというと、ヘンプクリートの壁の一般的な密度は200〜350kg/㎥なのですが、その密度を狙っても全然その通りにならない。。。。水が入っているので当たり前ですが、2週間後にどれくらいの水分が残るのか、4週間後ではどうなるのか、、、、そもそも、材料比は質量なのか重量なのか、どの環境下で測っているのかの記述もない。
そんな訳で、色々と苦労しておりますが、練った数だけ理解は深まり楽しんでおります。
バインダーは、国産の材料だけで十分作れることが分かりましが、今度はこれをどうすれば強度が高いものにできるのか試行錯誤中です。