麻壁らぼ Hempcrete Lab
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コラム
世界のヘンプの市場規模

Fortune business insightsによると、世界の大麻市場規模は年間成長率 34.03%で、2023年の571.8億ドルから2030年までに4,443.4億ドルに成長すると予測されているそうです。

日本国内ではCBDの需要が伸びています。矢野経済研究所によると、ヘンプから抽出されるCBDオイルを利用した製品の市場規模は2025年には829.79億円市場になると予測されている。
ですが、それはヘンプのほんの一部の話。全草利用できるヘンプ(産業用大麻)は、穂、葉、茎、種、根、全てが利用可能な植物です。建材のメインとなるのは茎の部分。ドイツでは、外皮からとれたヘンプ繊維を利用した断熱材が開発されています。また、茎をチップにして石灰と混錬したもをヘンプクリート( Hempcrete )といい、高断熱性能を有した断熱材の壁が成形できます。それ以外にも、チップを圧縮したチップボード、茎を圧縮して木材にしスライスしたフローリング、繊維をパネル状にした防音パネルなど建材だけでもさまざまな形状に加工することができます。

麻壁らぼは、国が後押しするヘンプ産業が国の基幹植物になる(昔はお米に次ぐ基幹植物でした)と確信し、建材としての需要を作り出す事で地域を活性化し、一次産業を盛り上げ社会に還元できる仕組みを作りたいと思っています。