2024年11月22日から4日間の工程で京都ヘンプクリートワークショップが開催されました。
素敵な広告まで作っていただき、参加費はなんと!無料!!!太っ腹なお客様でした。
依頼主のM様は、ご自身でもアクサセリーを制作したり、古い味のある家具を販売していらっしゃったり、もちろんヘンプに絡んだCBDなども扱っていらっしゃる方。
ありがたいことに4日間連日10名以上の参加者がおり、Mさんのお友達が全て素敵な方ばかり。加えて物作りが好きな方々ばかりなので、これまでにない仕上がりが実現。
躯体となる木下地並びに型枠については、滋賀のライフスタイルカンパニー カンプ (https://camplifestylefactory.square.site/)の代表、細野さんがバッチリやってくれました。
今回のヘンプクリートは、今までのバインダーよりも少しまとまりがでるタイプのものを使用。寒くなってきてしまったので少し反応の良い材料になります。それでも、やはり水が冷たい。。。。と思ったら、なんと旦那様がお湯を用意してくださいました。
粉がまったって、手がガビガビになったって、やはりものつ作りは楽しい!みんなそんな笑顔。
型枠は奥が3尺、手前は2尺の合板です。ここにヘンプクリートの混ぜた材料を入れ、入れては突き、入れては突き、、、、
みなさんしばらく置いておかないと型枠が外せないと思っていらっしゃいますが、ヘンプクリートは突き終わったらすぐに外しても崩れません。型枠を外した瞬間、皆さんから漏れる”お〜っ!!!”の一声が聞きたくてやっているようなものかもしれません。
どんどんできてきましたね。
近くで見るとこんな感じ。どうです?もっとコンクリートっぽいって思ってませんか?
あさ壁らぼが作るヘンプクリートの壁は結構ヘンプチップの質感が出るようにしています。その方が天然素材っぽいでしょ?でもこれ、バーナーで炙っても燃え広がりません。表面は焦げますが炎を消化してくれます。
少し空隙が見えるとことろは、少し突きが甘かったところ。でも、これくらいの感じであれば崩れることはなく、逆に地層の模様の一部となって馴染んでいきます。本当に弱い部分は、もう一度突き直しをします。
出来上がりは!
こんな感じ。
お施主様とビルダー細野さん!お二人と(参加してくださった多くの方と)のご縁に感謝感謝の4日間でした。
お客様の素敵なページはこちら!何しろセンスがいい。
https://www.instagram.com/p/DC6ubPdTgE6/
最後に一つ
ヘンプクリートは、現時点では ”お金出すからやっといて” という代物ではありません。設計でスペックインしてくださっても請負で行えるものではないので、悪しからずご了承ください。
ヘンプクリートを広めるために一緒に作ってみたい!そんな方がいらっしゃいましたらお声がけください。